
このような悩みを抱える社会人は多いです。
私も臨機応変に対応するのが苦手なタイプですので、長年仕事で悩みました。
この記事では、どんくさい人に向いてる仕事と避けた方が良い仕事、強みについて紹介します。
人には向き不向きがありますので、どんくさいから仕事ができないのは間違いです。
自分に合った仕事や強みを知り、仕事のストレスを減らしましょう。
【こんな悩める会社員へ】
・どんくさいことで仕事で遅れをとることがあり、辛い
・どんくさい人に向いてる仕事が知りたい
・どんくさい人が避けるべき仕事を知りたい
どんくさい人に向いてる仕事
どんくさい人に向いてる仕事は、以下の通りです。
・清掃
・在宅ワーク
・工場のライン作業
・酪農
・データ入力
・職人
・システムエンジニア
どんくさい人は、「複数の異なることを同時に進める」や、「状況に応じて臨機応変な対応が必要とされる」仕事は苦手な傾向があります。
そのため、「一つのことに集中できる仕事」が向いています。
どのような仕事でも必ず覚えることはありますが、上記で紹介している仕事は、一通り覚えてしまえばその後の変化が少なく、作業に集中しやすいです。
また、これらの仕事は人との関わりが比較的少ないため、周囲のスピードと比べてしまったり、変に気を遣ったりして気疲れすることは大幅に減らせるでしょう。
どんくさい人は、焦ったり気おくれしたりすることでさらにミスをしてしまうこともありますので、自分のペースを保てる仕事であれば、仕事上のストレスを減らすことができます。
どんくさい人が避けた方が良い仕事
どんくさい人が避けた方が良い仕事は、以下の通りです。
・事務
・営業
・アパレル
・飲食や量販店などの接客
・看護師
・秘書
・教員
これらの仕事は、「マルチタスクの仕事」、「臨機応変な対応が求められる」、「周囲との連携が必要とされる」という特徴があります。
先ほどもお伝えしたように、どんくさい人は、周囲にペースを合わせたり、臨機応変に対応したりすることが苦手なことが多いです。
また、仕事によっては「ノルマ」が課されるものもありますので、周囲の人や数字に急かされてしまうことで本来の強みを十分に発揮できないことがあるので、こういった仕事は避けた方が良いでしょう。
ただし、会社の規模や業種によって社風や働く人も大きく変わりますので、必ずしもこれらの仕事を避けるべきというわけではありません。
どんくさい私は、居酒屋での接客は心底向いてないと感じましたが、商品単価の高い雑貨店では落ち着いて働くことができました。
理由としては、単価が高いことで来店する客層や人数が限られることや、私ののんびりした接客がかえって落ち着いて見える効果があったためです。
「どんくさい」と一言に言っても、私のようにマイペースさが強い人もいれば、コミュニケーションが苦手な人もいます。
そのため、あなたの持っている特性を余すことなく発揮するためにも、ぜひ自己分析を行ってみてください。
年齢やキャリアを重ねるうちに、自分の志向が変わることはよくあります。
数年後に「やっぱりあのとき転職すべきだった…。」と後悔しては後の祭りですので、自分自身の考えや目標についてこまめに棚卸ししておくと良いでしょう。
どんくさい人の強み
どんくさい人の強みは、以下の通りです。
・真面目
・集中力が高い
・仕事が丁寧
真面目
どんくさい人は、真面目で努力家な人が多いです。
新しいことを覚えることが苦手ですので、職場では苦労することが多いですが、何事にもひたむきに頑張る姿から、周囲に与える印象は良いはずです。
継続こそ力なりです。
「これだ!」と思った仕事をコツコツ続ければ、職場で一目置かれる存在になれる可能性もあるでしょう。
集中力が高い
どんくさい人は、集中力が高いです。
「どんくさい」と言われる理由として、周囲のペースについて行けないことがよく挙げられますが、
どんくさい私としては、「ついて行けない」のではなく、「ついて行く気がない」と言いたいです。
もちろん、瞬時の判断に迷ったり、順序立てて考えることが苦手だったりすることで遅れをとることはありますが、大抵は作業に没頭するあまり、周囲と歩調を合わせることを忘れてしまうのです。
私は同じ作業を続けたり、一人で黙々と進めたりする仕事は抵抗なくでき、そういった作業が心から好きです。
そのため、集中を楽しんでいるときに「周囲と歩調を合わせないといけない」タイミングが訪れることにストレスを感じることが多いです。
私のように自分のペースを乱されるのが苦手な方は、チームで進める仕事ではなく、なるべく一人で作業する時間が多い仕事を強くおすすめします。
仕事が丁寧
どんくさい人はこだわりが強い人が多いので、時間がかかる分、細かいところまで丁寧に仕事をします。
業務量が多く、常に忙しい職場では「そんな細かいところまでやらなくてもいいよ。」と言われてしまうこともありますが、丁寧さが重視されるような職場では重宝されます。
また集中力が高く、コツコツ続けられますので、働く環境さえ合えば、誰よりも質の高い仕事を提供することができるのです。
まとめ
・どんくさい人は、人との関わりが少なく、一つのことに集中できる仕事が向いている
・どんくさい人はマルチタスクや臨機応変さが求められる仕事は避けた方が良い
・どんくさい人は、真面目な人が多く、コツコツ努力を続けられる
・集中力がとても高いため、黙々と進める作業では力を発揮できる
・どんくさい人はこだわりが強い人が多い為、時間はかかるが、仕事はかなり丁寧
どんくささも「個性」の1つですので、根本から無理に変える必要はないと考えています。
もちろんミスを繰り返さないようにしたり、きちんと仕事を覚えたりといった、どんくささを矯正するある程度の努力は必要です。
ですが最も大切なのは、自分の個性を受け入れ、自分の特性に合った仕事を選ぶことです。
仕事を「とにかく早く処理する」ことを重視する職場もあれば、「完成度の高い丁寧な仕事」が必要とされる職場もありますので、あなたの強みを活かせる職場を選べば仕事観が大きく変わるはずです。