引き抜きされたことを上司に相談するのは危険!?相談すべきでない理由と注意点

引き抜きとは、企業が他社から優秀な人材を見つけ、スカウトすることです。

 

 

声がかかるということは、それだけ能力や実績を認められている証であり、大変喜ばしいことですが、どうすべきかどうか上司に相談したくなることもあるでしょう。

 

 

この記事では、引き抜きを上司に相談するのが危険である理由と引き抜きの注意点について紹介します。

 

 

人生の岐路で失敗はできません。

 

 

事前に引き抜かれた際の対策を立てておけば安心です。

 

 

【こんな悩める会社員へ】

・同業他社から引き抜きの声がかかっていて、悩んでいる

・何でも相談できる職場の上司に引き抜きがあったことについて相談すべきか迷っている

・引き抜きの声がかかっているが、注意点について知っておきたい

  

引き抜きされたことを上司に相談すべきでない理由

引き抜きされたことを上司に相談すべきでない理由は、以下の通りです。

・引き抜き=100%採用ではない

・上司の態度が変わる場合もある

・転職しなかった場合に気まずい

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一つずつ解説していきます

 

引き抜き=100%採用ではない

これは、引き抜きにおける注意点でもありますが、引き抜きの声がかかったからといって、その「企業への内定を確約するものではない」点に気を付けなければなりません。

 

 

なぜなら、

 

企業側と労働者側の両者間で雇用契約書を交わさなければ正式に採用されたと言えないことや、

 

実際に企業内部の人に引き抜きの意思があっても、会社の人事権を握っている人の判断によって採用を見送られる可能性があるためです。

 

 

特に今の職場に何らかの不満があったり、転職を考えていたりするときに引き抜きの声がかかれば、気持ちが動きやすいです。

 

 

転職する気満々で上司に辞める方向で相談した結果、肝心の転職先企業に採用を見送られてしまった…、となってしまえば、

その後上司と気まずくなりかねないですし、既に退職してしまっていた場合はもっと最悪です。

 

 

そのため、引き抜きを受けるべきかどうか悩んでも、上司に限らず、職場関係の人へ相談するのはこらえるべきです。

 

 

上司へ相談するのは、引き抜き先企業ときちんと話し合い、採用の道筋を立ててからにしましょう。

 

上司の態度が変わる場合もある

引き抜きは内定を確約するものではありませんが、引き抜きを上司に相談することで、「転職の意思がある」と思われた場合、上司の態度が豹変する場合もある点に気を付けましょう。

 

 

どんなに信頼でき、頼れる上司であったとしても、それは「同じ会社の部下だから」という、身内意識がある点も大きいです。

 

 

引き抜きは同業他社から行われることが多いため、ライバル企業へ転職すると思われてしまえば、実際に転職する・しない関係なく今後大きな仕事を任せたり、昇進させたりする優先順位から外されてしまう可能性は高いです。

 

 

以前私が現場事務で働いていた際、現場で働く優秀な職人さんが他社から引き抜きの声をかけられ、信頼する上司に嘘は付けない、ということで、上司へ引き抜きの件を相談しました。

 

 

ところが、相談した直後から上司がそっけなくなっただけにとどまらず、引き抜きされた職人さんの話を職場の人に触れて回ったのです。

 

 

結局相談した職人さんは職場に居づらくなり、そのまま引き抜き先企業へ転職してしまいました。

 

 

当時勤めていた職場は、上司・部下関係なく人間関係が非常に良好でしたので、かなり驚くとともに、

「表面上どんなに良好な関係でも、本心は分からない」ということが垣間見えた瞬間でした。

 

 

もちろん、上司と仕事に関係なくしっかりした関係を築いている方もいらっしゃると思いますし、相談した際に応援してくれる上司もいるでしょう。

 

 

ですが、相談内容がデリケートであることに加え、上司の心情を見極めることが難しい場合もありますので、リスクを避けるためには相談しない方が良いと言えます。

 

転職しなかった場合に気まずい

上司が仕事に関係なく、親身になって相談に乗ってくれるタイプであれば問題ありませんが大半の上司は確実に気まずくなります。

 

 

特に上司に相談した際に、

・わが社に不満を持っている

・好条件を提示されたらすぐなびきそうだ

などと思われてしまえば最悪です。

 

「いずれ転職するだろう」というレッテルを貼られてしまえば、仕事上の信頼を失い、昇進や大きなプロジェクトを任せてもらえるチャンスがなくなってしまう可能性もあるのです。

 

 

またこういった話題は、どんなに気を付けていても、周囲の同僚などへも知れ渡るものです。

 

 

周囲にバレてしまった上に結局転職しなかった場合、

上司だけではなく、同僚とも仕事がやり辛くなる可能性もありますので、

どうしても上司へ相談したいという場合は、こういった点にも注意した上で判断しましょう。

 

引き抜きされたときの注意点

実際に引き抜きされた時の注意点は、以下の通りです。

・引き抜き先のポジションや権限は明確か

・現職・転職先の人間関係に注意する

・待遇や企業の市場価値を見極める

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一つずつ解説していきます

 

引き抜き先のポジションや権限は明確か

引き抜きされる以上、相応のポジションが用意されている可能性が高いですが、間違いのないように、必ずポジションや権限について確認することが大切です。

 

 

企業によっては、「採用にかかる手間やコストを安く抑えたい」という理由で片っ端から人材をスカウトしている場合もあるのです。

 

 

入社してから、思っていたよりも権限がなく、責任の重い仕事だけやらされることになってしまってからでは手遅れになってしまいますので、行き違いのないように、事前に確認しておきましょう。

 

現職・転職先の人間関係に注意する

引き抜きを受けるかどうか決める前に、引き抜きに伴う「現職」・「転職先」の人間関係のリスクを把握しておくことも大切です。

 

 

先ほども触れましたが、引き抜きは同業他社から声がかかることが多いです。

 

 

そのため、転職後に今の会社の人と出くわしたり、場合によっては一緒に仕事をしたりすることで、ギクシャクしてしまう可能性があります。

 

 

最悪の場合、転職先にあなたの悪評を流されて仕事がしづらくなってしまうこともあるのです。

 

 

そういったトラブルを避けるためには、現在の職場は円満退社することが望ましいです。

 

 

 

また、転職先の人間関係にも要注意です。

 

 

他社から引き抜かれるということは、能力を認められ、即戦力として活躍することを期待されているため、転職後は高い業績が求められます。

 

 

鳴り物入りで転職したにもかかわらず、全く結果を出せないとなれば職場に居づらくなってしまう可能性があります。

 

 

また、仮に仕事が上手くいっていたとしても、生え抜きの社員との人間関係に苦労したり、社風になじめなかったりする場合もありますので、転職する前はこういった要素も十分に検討した上で決めましょう。

 

待遇や企業の市場価値を見極める

引き抜きだけではなく、転職活動にも言えることですが、転職先の企業研究は入念に行うべきです。

 

 

例えば、転職先でのポジションや権限も大切ですが、ポジションで求められていることができなかった場合にどのような処遇があるのか、勤務時間や休日はどうか、転職先に将来性はあるか、などです。

 

 

引き抜きされると嬉しくて舞い上がってしまいますし、隣の芝生は青く見えるものですので、つい判断が甘くなったり、見落としたりしてしまいがちです。

 

 

以前私が勤めていた広告代理店の職場で、引き抜かれた先輩社員が、転職先でのあまりの長時間労働に耐えられず、2年で元職場へ出戻りしたことがありました。

 

 

どの企業も優秀な人材が欲しいと思っていますので、引き抜く際には言葉巧みに声をかけることもあるでしょう。

 

 

入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないために、冷静に見極めることが大切です。

 

まとめ

・引き抜き=採用の確約ではないため、中途半端な状態で上司に相談するのは危険

・退職の意思があると上司に思われた途端に上司の態度が豹変するリスクがある

・結局転職しなかった場合、上司の信頼や昇進などのチャンスを失う可能性もある

・入社後に責任だけ重い仕事にならないよう、引き抜き先のポジションや権限を確認する

・引き抜きは、現職・転職先の人間関係でリスクがある点を加味した上で判断すべき

・転職先の仕事内容だけではなく、待遇や企業の将来性についてもしっかり見極める

 

 

 

仕事をする上で、他社から業績や仕事ぶりを評価してもらえることは、大変喜ばしいことです。

 

 

ですが、引き抜きには様々なリスクがありますので、仕事内容だけではなく、総合的に考えるべきです。

 

 

引き抜きは将来を左右しかねないため、上司に相談したい、という気持ちも分かりますが、ここは今後の安全のためにぐっとこらえましょう。

 

 

引き抜きを受けるかどうかで悩んだ時は、その他の企業に目を向けることもおすすめです。

 

 

比較対象が増えることで、自分に合った企業が見つかる可能性もありますので、焦らず視野を広く持つことが大切です。

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