妊娠で仕事を辞めたいのは甘え?知らないと怖い転職するタイミングは?

女性は妊娠すると、心身のバランスが変わります。

 

 

妊娠に伴う様々なストレスに、仕事を辞めたいと考え、「妊娠して仕事を辞めたいなんて甘えだ」と考えてしまう無限ループに陥る人もいます。

 

プリン
あなたもそんな風に思い悩んでいませんか?

 

ストレスは妊婦の大敵です。

 

 

仕事を辞めたいと考えるのは甘えではありません。

 

 

ただし、転職を視野に入れているのであれば、タイミングが最も重要になります。

 

 

私の見てきた事例を元に、話をしていきますね。

 

【こんな悩める会社員へ】
・身体がつらいのに、仕事を辞めるのを躊躇っている人
・職場を変えて仕事を続けたいと考えている人
・いつ転職すればいいのかわからない人

妊娠で仕事を辞めたいのは甘えじゃない理由

2015年時点でも、46.9%の女性が退職している

国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査によると、第一子出産時に退職する女性は46.9%にのぼります。

 

参考:出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)

 

 

あなたが妊娠に際して仕事を辞めたい、と思うことが決して甘えではないということが、この統計からも分かるのではないでしょうか。

 

 

初めに書いた通り、妊娠している女性にとってストレスは大敵です。

 

 

私はかつて、女性の多いチームでリーダーをしていたことがあります。

 

 

その時に何人かのメンバーが妊娠・出産しましたが、彼女たちに共通していたことは、

「今までのように働けないこと」への強いストレス反応でした。

 

 

何とか職場の環境を整えた結果、多くが産休・育休の後に復帰してきたが、残念ながら退職してしまった人もいます。

 

 

彼女たちの相談を聞いていて痛感したことは、

「妊娠している状況での転職は可能性が0に近い」ということでした。

 

 

もう少し緩やかな環境で働きたい、という彼女たちの気持ちもよくわかります。

 

同時に、妊婦を積極的に採用できない企業側の論理も、よくわかるんです。

 

 

あなたが転職を考えているのならば、厳しいようですが、それが現実だということを、まず認識して欲しいと思います。

 

 

だからこそ、転職のタイミングが重要になってくるのです。

転職の前に考えること3つ

一口に「仕事を辞めて転職する」と言っても、あなたの身体はあなた一人のものではありません。

 

 

体調は猫の目のようにくるくる変わり、つわりやお腹の張りなどに不安を感じることも多いでしょう。

 

 

今のあなたにとって一番大事なことは何でしょうか?

 

 

経済的な不安がある人もいるだろうし、出産後のことを考えている人もいるでしょう。

 

 

ですが、不安に駆られて拙速に走ってはいけません。

 

プリン
こういう時こそ、落ち着いて考えて欲しいです

 

あなたにとって一番大事なことは、おなかの赤ちゃんを守り、無事にこの世に迎えてあげること。

 

 

私がいつも話していたことは、下記の3点です。

・会社と国や自治体の制度を精一杯使うこと

・優先順位を間違わないこと

・転職するなら、出産後でも遅くはないこと

赤ちゃんをベターな状態で迎えてあげられる環境を作るのは、あなたにしか出来ないことなのです。

 

 

以下に、会社と国の制度を使うこと、転職のタイミングについてを書いていきますね。

会社と国や自治体の制度を精一杯使う

妊娠の有無にかかわらず、退職理由で最も多いのが「人間関係」です。

 

 

あなたが仕事を辞めたいと思う理由が人間関係に起因するものであるなら、会社に相談することは出来ないでしょうか。

 

 

今の業務から離れることにはなるが、人事部付きポストに異動するという手段が取れる場合があるのです。

 

 

「仕事辞めたいって言ってるでしょ」と思うかもしれないが、すぐに退職したら出産手当金は受け取れません。

 

 

出産手当金というのは、出産前42日と出産後56日分の間、標準日額報酬(出産前1年の月給を12で割った金額)の3分の2を受け取れる制度です。

 

 

これは会社を休業しなければ受け取れないものなので、ストレス源を排除する手段があるなら、試してもいいのではないでしょうか。

 

 

私の会社には人事付きポストへの異動という手段があったため、今すぐ辞めたいという人には、詳細な状況をヒアリングのうえで、この制度を使用することを勧めて来ました。

 

 

今すぐ辞めたいという気持ちには添えないかも知れませんが、少なくともストレス源から遠ざかることも出来、経済的な不安もある程度は解消が出来るからです。

 

 

自治体の制度については、居住している場所によって異なるため、あなた自身で調べてみてください。

転職は、出産後でも遅くはない

妊娠中の転職が難しいというのは、既述の通りです。

 

 

なぜ難しいのかと言えば、様々に理由はあれど、核心はひとつ。

 

 

「継続な戦力になり得るか、不安定要素が多すぎるから」

ということになるでしょう。

 

 

あなた個人の意欲があり、素晴らしい能力があったとしても、今のあなたの体調は不安定です。

 

 

仕事に慣れた頃には産休・育休に入ってしまう人材を、積極的に採用する企業が少ないことは、あなたにも理解できるのではないでしょうか。

 

 

よしんば受け入れてくれる会社があったとしても、条件面で給与が下がることは覚悟しなければなりません。

 

 

私も、転職したいというメンバーの願いを受けて、親しくしている同業他社の人事担当者に話をしてみたことがあるが、やはりいい顔はしませんでしたね。

 

 

彼女の能力は買うが、妊婦を受け入れるのはリスクが高すぎるというのです。

 

 

どうしてもというなら掛け合ってもいいが、給与は現在の半分程度からのスタートになると聞いて、私は怒りと共に引き下がりました。

 

 

お腹の赤ちゃんを守り育てる大事な時期に、転職という大きなストレスを抱えることは得策ではありません。

 

 

しかも、あなたの能力を安く買い叩かれるのです。

悩める女子
それはさすがに悔しすぎるよね

 

赤ちゃんを無事に迎え、働くための体力と環境を整えてから転職を考えても、決して遅くないはずです。

働き方・キャリアプランを変える

あなたが、「今の職場は今すぐ辞めたい、でも働きたい」と考えていて、さらに正社員という働き方にこだわらないのであれば、転職は可能かもしれません。

 

短期の派遣社員です。

 

長期就業を前提とした案件でなければ、妊娠中でも就業可能な案件はあります。

 

 

メリットは、下記の3点が挙げられます。

・出産までの収入はある程度確保できる

休みを取りやすい

・出産後も自分のペースで働きやすい

 

もちろんデメリットも存在し、代表的なもので言えば下記3点でしょう。

雇用が不安定で、3ヵ月ごとに更新がある

・長期的なキャリアプランを作りづらい

・時給制であるため、経済的にも不安定になりがち

どうしても、という場合は、派遣社員という働き方を考えてもいいのではないでしょうか。

焦りは判断を鈍らせる

妊娠という大きな喜びとは裏腹に、体調不良やストレスで、「仕事を辞めたい」と考えるところまで追い詰められてしまうのは、つらいことですよね。

 

 

個人個人の事情はそれぞれにあり、つらさだってそれぞれ異なるでしょう。

 

 

繰り返しになりますが、仕事を辞めて環境を変えたいと思うのは当然であり、それは決して甘えではありません。

 

 

ですが、ここで焦りは禁物なことは、既に書いた通りです。

 

 

あなたはこれから、赤ちゃんの命に対しても責任を持たなければなりません。

 

よい状態で、環境で、赤ちゃんを育ててあげたいと思うのは、当然の事。

 

 

だからこそ、焦ってはいけないのです。

 

 

これは、私が相談を受けるたびにずっと言い続けてきたことです。

 

 

会社のことはいくらでも利用して構いません。

 

産休・育休を利用した後に退職しても構いません。

 

 

体調的に医師からも就労を禁じられるような状況なら、その旨を母子手帳に記載してもらって持参すれば、会社は必ずその指示に従って対応しなければならないのです。

 

 

それを持って上司と交渉するのも、手段のひとつですね。

 

 

考え得る手段を最大限に使って、あなたが感じている

ストレスや不安をまずは軽減して欲しいのです。

 

 

もちろん、転職はその選択肢の一つとして存在していいでしょう。

 

 

あなたにも経験があるでしょうが、焦りは判断力を鈍らせます。

 

まずは落ち着いて、あなたの置かれた状況を分析し、最善の手段を探って欲しいと思います。

妊娠で仕事辞めたいのは甘え?【まとめ】

・あなたの会社や国・自治体の制度を利用する

・キャリアプランの変更も視野に入れる

・焦りは禁物。まずは落ち着いて

 

 

慣れない状態が続く中で、あなたは追い詰められているのかも知れません。

 

 

つらい気持ちで本来しあわせなものであるはずの妊娠期間を過ごすのは、どれほど寂しく悲しいことでしょうか。

 

 

仕事を辞めるという選択肢は、決して逃げではありません。

 

お腹にいる、まだ見ぬ我が子を守るための選択肢なんです。

 

 

その判断を下す前に、取れるかも知れない手段をここで提示しました。

 

 

つらい、しんどいと嘆いてばかりでは、あなたの体調にも差し障ってしまいます。

 

 

余計な不安なく、大きな喜びをもってあなたの赤ちゃんを無事に迎えるために、少しだけ考えてみて欲しいのです。

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