
仕事でミスをすると、吐き気がすることがよくありますよね。
そのような時は、いつも以上に周囲の目が気になり、仕事が手につかなくなることもあるものです。
ここでは、仕事のミスによる吐き気を改善する方法を、私の実体験に基づいて紹介します。
勤務年数が長くなるにつれて、責任も大きくなり、ミスが許されないことも増えるはず。
だからこそミスを起こさない方法やその対処法を知るのは早ければ早い方が良いでしょう。
どうすればいいか、結論はシンプルです。
1.そもそもミスを減らすこと
2.ミスを気にしないようになること
もくじ
ミスを減らす努力をする
人間である以上、時にはミスをしてしまうこともありますが、
大切なのは「避けられるミスはしない」ということです。
そのためにできることとして、以下の2点があげられます。
リストをつくる
ミスには2種類あります。
①確認不足などによるミス
②業務自体や工程の対応を忘れてしまうミス
②のミスについては、やるべきことをリスト化することですぐに解決できます。
リスト化は、手書きでもPC上でも、あなたが管理しやすい方法で構いません。
たくさんのタスクに追われ、メモをつくる時間が惜しいと思うこともあるでしょう。
ですが、やるべきことを一覧にすることで、類似した業務を同時並行で進められたり、
業務ごとの優先順位が見えたりすることで、結果として業務効率が上がるのです。
職場の人とコミュニケーションを増やす
日ごろから周りの人とコミュニケーションをしっかりとることで、防げるミスもありますよ。
業務に関する相談や確認のお願いがしやすくなったり、あなたが困っている時や業務を忘れてしまっている時に、声を掛けてもらいやすくなったりするからですね。
私の場合は、仕事中の何気ない会話から、自分が忘れていた業務を思い出すことができ、無事納期に間に合った経験があります。
どうしても忙しい日が続くと、疲れてしまって自分では思いもよらない間違いをすることもあります。
そのような時はあなた1人で何とかしようと頑張るのではなく、周りの力を借りることで負担が減ることもあるのです。
ミスを怖がらないメンタルをつくる
業務を進めていくことは、常にミスと隣り合わせであるともいえます。
必要以上に怖がっていては、パフォーマンスが低下してしまうので、考え方を変えることも大切です。
方法は、以下の2点です。
本やネットで自己啓発
私は完璧主義な性格のため、社会に出てからしばらくの間は失敗する度に「自分は仕事ができない」と激しく落ち込み、吐き気を感じるようになっていました。
そのような私を救ってくれたのは、司馬遼太郎の『新書太閤記』です。
この小説の主人公である秀吉は非常に頭の回転が早く、どんどん出世して天下統一を成し遂げるのですが、そのような秀吉も、数多くの失敗をしてきました。
ですが、「ただでは転ばない精神」で目の前のことに必死に食らいつく姿に感動し、とても勇気をもらうことができたのです。
その後は「ミスは誰にでもあることで、その後どうするかが大切」ということを念頭におくようになり、業務上の不安を大幅に減らすことができました。
また、今ではネットでも偉人に関することはもちろん、SNSなどでもリアルな情報がたくさん発信されていますよね。
そのような情報に触れ、共有することで「失敗するのは自分だけじゃない」と、不安を減らせるでしょう。
人は思ったよりあなたのことを見ていない
突然ですが、最近周りの人が仕事で失敗したとき、あなたはどう感じたでしょうか?
落ち込む相手に対して心配やいたわる気持ちがあるものの、失敗したこと自体に対して何も感じないのがほとんどでしょう。
周りもあなたと同じように、気にしていないことが多いのです。
周りの目をある程度気にすることは、気配りができたり、適度な緊張感が生まれたりと、決して悪いことではありません。
でsy、過度に気にし過ぎるのは、自分で自分を追い込む状態となってしまい、精神的にとても疲れてしまうものです。
もしミスをしてしまったら、「そのミスを他の人がしたとしたら、自分はどう感じるだろうか?」と、客観的な視点で見るようにできれば、不安な気持ちが減るでしょう。
それでも失敗してしまったら
どんなに気を付けていても、どうしてもミスは起きてしまうものです。
そのような時は「すぐに周りへ相談する」ことが、何よりも大切なんです。
当たり前のように感じるかもしれないが、周囲に発覚する前に、何とか自分でリカバリーしようとしてしまう人は多いです。
ですが、その行動によって、発覚した時にはより自体が悪化していた…、ということも充分あり得ます。
つまり、ミスをしてしまった時は「自分のミスを認める」勇気もとても大切なのです。
ミスを認めた上で、周囲の人に相談し、適切な指示を仰ぐことで少しでも事態の深刻化を防ぐことができます。
また、会社は組織でそれぞれの目標に向けて仕事を行っていますよね。
そのため、たとえプロセスの段階でミスが発生したとしても、
周囲の人とフォローし合いながら組織としてのゴールを目指すことが何よりも重要なんですね。
仕事のミスで吐き気がする人へ【まとめ】
・まずはミスを減らす努力をする
・ミスを怖がらないメンタルをつくる
・それでもミスをしてしまった場合は、すぐ周りに相談する
私は以前、仕事でミスをした時は、周囲の人にどう思われているのかが気になり過ぎることや、”迷惑をかけてしまった”罪悪感から、吐き気を感じていました。
ですが、自分でできることを試しながら改善することで、ミスが減ると同時に自分に自信を持てるようになりました。
考え方を変えるだけで物事の見え方は大きく変わります。
ミスそのものが悪いわけではなく、成長のきっかけであると、プラスに捉えるとよいでしょう。