仕事を辞めたい時、飛ぶのは絶対NGな2つの理由とは?【実話あり】

飛びたい人
仕事辞めたいけど言い出しにくいし、このまま飛んでしまおうか…

プリン
ちょっと待ってお願い

 

「仕事を辞めたい…」と考えることは、誰にでもあるが、だからといって、安易に飛ぶことを考えてはなりません。

 

 

仕事を始める時と同様に、辞める時にもルールが存在します。

 

 

どうしようもない理由があり、結果として飛ぶことになってしまったならばともかく、意図的に飛ぶのは、社会的にもリスクが高い行為なんです。

 

 

あなたが仕事を辞める時に、飛ぶという選択肢を取ることが、いかにリスキーか。

 

 

これから、そのリスクについて解説していきますね。

 

【こんな悩める会社員へ】
・仕事を辞めたいが、言い出しにくい人
・どうやって辞めたらいいのか分からない人
・飛んででも辞めたい人

懲戒解雇という扱いになるリスク

懲戒解雇と通常退職の差

あなたも、「懲戒解雇」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

 

これは横領や刑事事件を起こしたり、経歴の重大な詐称、長期間にわたる無断欠勤などを行った社員に対し、会社側が就業規則に則って処分を下す時に使われる言葉です。

 

 

もしかしたら、あなたは「自分には関係ない」と思っていないでしょうか?

 

 

例えばあなたが、会社に何の通達もせずに「飛んだ」場合、あなたは懲戒解雇の対象となり得るのです。

 

 

会社を辞めたいと思うのは誰にでもあることであり、それを良いきっかけとして、ステップアップを望むのも、今置かれている環境から逃れるのも、あなたの自由です。

 

 

ですが、懲戒解雇で退職するのは、あなたにとって不利以外の何物でもありません。

 

ざっと挙げるだけでも、下記3点の不利益が考えられるのです。

退職金はもらえない

・離職票に「重責解雇」と記載され、待期期間が3ヵ月発生する

・会社が労働基準監督署に除外認定を受けることで、解雇予告手当が支払われない

 

普通に退職手続きをしていれば、いずれも受ける必要のない不利益です。

 

 

もちろん、あなたの置かれている状況によっては、通常の退職が難しいこともあるでしょう。

 

 

例えば、退職届を受理してもらえない、話を聞いてもらえない、うつ病を発症しているなどの理由がある場合ですね。

 

 

そういう場合は、退職届を内容証明郵便で送付するなどの方法が取れます。

 

退職代行を利用するのも、ひとつの手段でしょう。

 

 

とにかく、「自分は会社を辞めます」という意思表示をしておくことで、懲戒解雇を回避することができることは覚えておきたいところですね。

転職時に不利になるリスク

懲戒解雇であることを隠して転職は可能?

プリン
結論から言えば、これは可能ですよ

ただし、

退職証明書や離職票を提出しなくてもいい企業の場合は、

です。

 

 

退職証明書や離職票には、あなたの退職理由が記載されています。

 

 

懲戒解雇であることが記載されていた場合、不利になる可能性は極めて高いと言えるでしょう。

 

飛びたい人
じゃあ、前職を懲戒解雇になったことを隠して、履歴書の賞罰欄も空欄にしておけば、転職も問題ないのでは?

プリン
それは甘い、プリンよりも甘い

 

それは経歴詐称にあたるため、入社前なら内定取り消し、入社後であれば懲戒処分の対象になりかねません。

 

 

懲戒解雇は、会社が社員に対して下せる最も重い処分であることを考えると、

それを隠して転職することを考えるよりは、真っ当な手段で退職する方がいいでしょう。

 

 

私は中途採用の面接をすることもありますが、自分に不利なことでもきちんと話をしてくれる志望者の方が、好感が持てます。

 

 

転職先にしてみれば、理由もなく飛んで退職するような志望者は、リスクそのもの。

 

 

人それぞれ事情はあれど、通すべき筋を通さなければ、結局あなた自身の人生に狂いが生じる可能性は高いのです。

同業他社に転職するのが難しくなる

もしもあなたが、今の会社から飛んで、同業他社に転職を考えているのであれば、飛ぶのだけは思いとどまって欲しいです。

 

 

なぜなら、転職先にあなたのことを知っている人がいないとは限らないから。

 

 

以前私が勤務していた会社は、大手とは言わないまでも中堅クラスの規模の会社でした。

 

 

部署にもよるでしょうが、営業部は特に中途採用も多く、前職も様々だが、同業他社からの転職者も多いんです。

 

 

私の部下ではありませんでしたが、前の会社から飛んで我が社に入社してきた人がいました。

 

 

彼がなぜ飛んだことを知ったかと言えば、経理部に彼と同じ会社から転職してきた人がおり、そのことを周囲に話したからです。

 

 

彼は書類選考・面接ともに退職理由を偽っており、人事部も調査に入りました。

 

前職の会社に退職理由を問い合わせたと聞いています。

 

 

結果として、彼は経歴詐称を認めざるを得なくなり、処分を受けることとなりました。

 

 

上記の通り、転職が珍しいことではなくなった現在、どこにあなたの知り合いがいるとも限りません。

 

 

あなたが知らなくても、向こうが知っている可能性だってあります。

 

同業他社であればなおのこと、その確率は高くなるでしょう。

 

 

飛ばざるを得ないほどに追い詰められているのであればいざ知らず、ただ面倒だからといって安易な方法を取れば、結局損をするのはあなただけなんです。

 

 

果たして、それだけのリスクを冒す価値があるのかどうか、今一度考えてみるべきではないでしょうか?

社会人としてのマナーとルール【実話】

会社には、様々に嫌なことや我慢しなければならないことがあります。

 

 

人間関係や業務に行き詰まれば、そこから逃避したいと思うことだってあるでしょう。

 

 

ですが、会社とあなたとの間には、雇用契約というものが存在し、就業規則というルールがあります。

 

 

私は、パワハラをはじめとした各種ハラスメントや、サービス残業などの不正に耐えろと言っているわけではありません。

 

 

あなたの心身を損なうような要素が会社にあるのであれば、積極的に遠ざかるべきです。

 

 

ただ、いきなり連絡を絶って辞めるようなやり方は、悪手であると言いたいのです。

 

 

私の経験上、年代や性別を問わず、飛ぶ人は飛ぶ。

 

中には、うつ病を発症していた人もいましたが、それはどうしようもない事情で無断欠勤となったのであり、懲戒解雇の対象ではなかったと記憶しています。

 

 

単に仕事が嫌だから、行きたくなくなったから、という理由で飛んだ人が大半ですね。

 

プリン
こんな話をしましょう

数年前、私の友人の部下が飛んだという話を聞きました。

 

友人は

友人
体調不良なのかな?それにしてもメールで連絡くらいしてくれればいいのに

と思いながらも、

 

「体調が悪いなら大事をとって翌日も休み、医療機関を受診するように」と部下にメールを入れました。

 

 

ですが、それも2日目になると心配になり、何度も電話を掛けたが、無反応。

 

彼女と親しくしていた部下に声を掛けて連絡してもらったのですが、やはり反応はなし。

 

 

1人暮らしだということは知っていたため、最悪の事態が頭をよぎり、すぐに上長へ情報を共有して、人事部とも話をしました。

 

 

警察に届け出を出すべきかどうかを協議しているさなか、彼女と親しくしていた部下から連絡が入ってきたのです。

 

同僚ちゃん
あの子、SNS更新してましたよ

友人
いつ?

同僚ちゃん
ついさっきですね。ランチの写真上げてました

友人
・・・・・・(パクパク)

「あ、これは飛んだな」と悟ったが、

友人
アカウントハックされた可能性もあるよね、うん!

SNSの更新情報だけで判断するのは、リスクが高い。

 

 

その後も部下にはスクリーンショットを取っておいてくれるように依頼して、人事部と上長にその情報を共有しました。

 

 

とにかく、本人と連絡をつけないことには話になりません。

 

 

会議は一時解散、知人は部下から聞いたSNSの確認をしました。

 

友人
こ、こいつぁ・・・間違いねぇ・・・

見慣れた部下の顔です。

 

 

無事でよかったと思う気持ちもあったが、それより先に立ったのは

友人
飛ぶならSNSも気ぃ遣っとけ!

とのことでした。

 

 

自撮りつきの美味しそうなランチ写真に、あれほど腹が立ったのは人生で初めてだったと。

 

 

彼女に渡していた社用携帯はすでに電源が切られていたため、

「会社を辞めるなら手続きがあるから、とにかく連絡が欲しい」

と緊急時連絡用に聞いていた番号に留守電を入れました。

 

 

彼女が無断欠勤している間に、クライアントからの連絡が何度もあったそうです。

 

 

繁忙期でみんな忙しく、彼女の前任だった部下にサポートを依頼し、「〇〇が体調不良のため」と言い訳をして、友人が担当業務をしていたことを考えると猛烈に腹が立ったとのこと。

 

 

彼女と親しかった部下が、SNS経由で会社に連絡を入れるように何度も促してくれましたが、結局彼女からの連絡はなかったそうです。

 

 

彼女は懲戒解雇となり、その時になってやっと友人にメールを寄こしたのですが、

後の祭り

です。

 

 

後で調べてみたところ、彼女はクライアントに対してもかなり雑な対応をしており、取引額を下げられるおまけ付き。

 

友人
この点は私のチェック不足だった

と反省していましたが、とにかく散々な経験だったようです。

 

 

この後は人事が全ての対応をしてくれたのですが、いきなり飛んだ理由は

飛んだ彼女
急に辞めたくなっちゃって☆

 

と言っていたらしいです。

 

 

(#^ω^)はぁ?

 

 

 

あなたがどんな業務を担当しているにせよ、いきなり飛べば周囲に多大な迷惑を掛けることになります。

 

 

退職希望日の2週間前までに退職届を提出し、ルールに則った退職手続きをしていれば、周囲はこれほど振り回されなくてもいいのです。

 

 

あなたが明確な退職の意思を伝えているのに、退職させないというのは会社側に非があります。

 

もし、あなたが何もせずに飛んでしまったら、非があるとみなされるのはあなたなのです。

仕事を辞めたい時に飛ぶのはNG【まとめ】

・飛んだ場合、退職金などはもらえない

・経歴詐称で転職しても、バレる可能性は高い

・周囲に多大な迷惑をかける

 

 

繰り返しになりますが、あなたがもしも劣悪な環境に身をおいているのなら、飛ぶ前に退職代行へ依頼するのがいいでしょう。

 

 

そういった事情もないのであれば、飛ぶのだけは絶対にNGですよ。

 

 

もちろん、あなたにはあなたの事情があり、言い分があるでしょう。

 

ですが、リスクと比較しても、飛ぶことがベターな解決法だと思えるでしょうか。

 

 

どこに転職しても、あなたの退職の経緯を知っている人がいる可能性はあります。

 

そんな可能性にびくびくして生きるのは、つまらない話ですよね。

 

 

安易な手段に頼らず、正々堂々と次のステップに目を向けて欲しいと思います。

飛びたい人
退職の意思を伝えるのは気が引けるけど、飛ぶのはリスクが高いな

同僚ちゃん
最後の関わりだと思って、何とか乗り切りたいところだね

Twitterでフォローしよう