


働きながら転職活動を行う上で最も大変なのが、「選考時に会社を休まなければならないこと」ですよね。
基本的に選考は平日しか行われないことが多く、現在の職場が休暇を取りづらい場合はなおさら憂鬱になるでしょう。
この記事では、転職活動でずる休みをする際の言い訳と、注意点について紹介します。
無策で休みを取るだけでは、上司に転職活動をしているのがバレる可能性が大きいです。
安全に転職活動を行うために、対策を充分に練ることが大切ですよ。
【こんな悩める会社員へ】
・働きながら転職活動を行う予定
・面接の予定が入った時の会社を休む口実に悩んでいる
・転職活動でずる休みしたいが、バレないか不安
もくじ
転職活動で会社をずる休みするための言い訳4つ
転職活動で会社をずる休みするための言い訳は、以下の通りです。
・特に理由を言わない
・家族やペットの体調不良
・家庭の事情
・通院
特に理由を言わない
本来、有給を取得する時は、会社に理由を伝える必要はありません。
また、うしろめたい気持ちがあることで、あれこれと必要以上に理由を述べてしまい、かえって怪しまれやすくなる場合もあるでしょう。
そのため嘘をつくのが苦手な方や、上司の勘が鋭くて不安、という場合は「所用のため」で問題ないのです。
ただし、職場によっては理由を全員に言わないといけない風習があったり、上司が無神経に理由を聞いてきたりする場合もあるでしょう。
理由を言わずに済むのが最良ではあるが、万が一の時に備えて理由を用意しておくと突然聞かれた時に慌てずに済みます。
その場合、以下の言い訳を参考にしてみてください。
家族やペットの体調不良
利用できる人が限られますが、使用者本人以外の体調不良であることから、仮病を装う必要がなく、バレにくいことがメリットです。
さらにバレにくくするためには、「実際にあった過去の出来事を参考にすること」がポイントですね。
家族やペットと一緒に暮らしている人であれば、これまでに体調不良などで病院に付き添った経験があるでしょう。
その際の
・家族やペットの容体はどのような状態か
・病院での処置はどうか
・今後の治療はどのようになるのか
などといった一連の流れを思い出しておくと、上司の了承を得る際に説得力が生まれます。
また、日ごろからコミュニケーションが多い職場の場合、休み明けに「ご家族の体調はどうだった?」と、気遣ってくれることもあるでしょう。
予め内容を「設定」しておけば、不意に水を向けられた際も落ち着いて対応できますよ。
家庭の事情
家族や家庭の事情はプライベートな事情であることから、上司などからあれこれ聞かれることは少ないでしょう。
具体的な例としては、法事や実家の用事、身内の不幸などですね。
あまり頻繁に利用することはできませんが、休む理由としてこれ以上ない効果があるため、どうしても休みたい時に回数を決めて利用することをお勧めします。
身内の不幸など、理由によっては罪悪感を感じてしまうものもあるでしょう。
ですが転職活動は、今後の人生を大きく左右する大切なものであり、遠慮するばかりでは、取れる休みも取れず、選考が進まなくなってしまうのです。

通院
風邪や腹痛といった体調不良はメジャーではありますが、休む前後に体調不良を装う必要があることや、職場によっては「自己管理ができていない」と思われてしまうことから、意外と使い辛いものなんです。
また忙しい職場だと、「1日でも休んだら周囲に迷惑がかかって休み辛い」という場合もあるでしょう。
そのような時は、歯医者や整体などの「通院」が便利です。
通院であれば、ある程度症状はおさまっていることから仮病を装う必要はなく、休むのも午前のみ・午後のみで済むためです。
さらに通院の種類によっては、隔週や1か月に1度など、完治するまで一定期間で発生するため、転職活動の面接に合わせて休みを取りやすいメリットもあるのです。
私は事務職で働いていたとき、腰痛で「整体」へ通院したことにして転職活動を行った経験があります。
腰痛であれば内科的な病気のように気分悪そうにする必要がない上に、午前/午後のみの半休で事足りるため、「頻繁に休んでいる」と思われにくいためです。
周囲から「腰痛は大丈夫?」と心配される度に良心が痛んだが、定期的に半休を取得できる口実ができたことによって、転職活動が格段に快適になったのは言うまでもありません。
面接の予定ができる度に休めるかどうかの心配をするのが煩わしい、と言う場合は通院を利用するのが手っ取り早いと言えるでしょう。
転職活動でずる休みする際の注意点
転職活動でずる休みする際の注意点は、以下の通りです。
・外出先で職場の人に会わないように
・計画的に休みを取得する
・SNSの使用は控える
外出先で職場の人に会わないように
外出が多い営業部の人や上司のスケジュールによっては、偶然会ってしまう可能性もあるため、用心するに越したことはありません。
転職活動は基本的にスーツで出かけるので、万が一スーツ姿で出歩いている姿を目撃されてしまえばすぐバレてしまうでしょう。
私が転職活動でずる休みした時は、事前に同じ部署の人達の外出スケジュールを確認するようにしていましたよ。
ずる休みでは、「バレたかな?大丈夫かな?」と、不安になりながら過ごすのが精神的に辛いですよね。
また、不安を感じることでよそよそしくなり、周囲から怪しまれてしまうということにもなりかねないため、できるだけ不安要素は消しておくことが精神衛生を保つ上で大切です。
計画的に休みを取得する
急に休む頻度が高くなると怪しまれる可能性が大きくなるため、可能な限り計画的に休みたいところ。
もちろん選考の進み具合によって変化するものではありますが、
「休む理由」や「休みを申請するタイミング」でも与える印象は変わるものです。
例えば、毎回休む当日に

ばかりでは、怪しまれる可能性が高いでしょう。
そのため、通院をベースに利用して事前に休みを取得し、どうしても都合がつかない予定のみ別の理由で休むようにするとバランスが良くなりますよ。
SNSの使用は控える
どのような理由で休むかにもよりますが、基本的に「計画有給」や「旅行」以外の場合は、SNSの利用は控えた方が良いです。
私が以前働いていた職場で、職場の人のSNSを探し出し、休んでいる日に行動をチェックしているお局様がいたんです。
さらに驚くことに、過去の休みとの整合性を取ったり、退職後も定期的にチェックしたりしていたのです。
ここまでする人はあまりいないかもしれないが、中にはここまでする人もいる、と、頭の片隅に入れておくだけでも、自然と慎重に動けるようになるでしょう。
まとめ
・本来、有給取得に理由はいらないため、「所用のため」でも問題ない
・家族やペットの体調不良であれば、本人が体調悪い振りをしなくて済む
・高頻度では使えないが、家庭の事情は、非常に休みやすい理由である
・通院は、定期的に発生し、病状も落ち着いていることがほとんどのため、使いやすい
・どこで誰に会うか分からないため、事前に職場の人の外出予定を把握しておくと安心
・毎回同じ理由では休む回数が増えるとバレやすくなるため、様々な理由を組み合わせる
・ずる休みした日は、SNSの利用は控えたほうが無難
普段から忙しく、休みが取りづらい職場で働いていると、面接よりも休みを申請することの方が緊張する、という人も多いでしょう。
また、選考を受ける企業が多くなればなるほど休む頻度は高くなり、確実に隠し通せるとは限らないため、バレる覚悟も必要です。
嘘をつく自信がない、という場合は、いっそのこと転職活動を行っていることを周囲に伝える方法もあります。
勇気がいることではありますが、周囲の理解が得られればその後は何の不安もなく休むことができるのです。
周囲の関係性や職場環境に合わせ、あなたが休みやすい方法を選択すると良いでしょう。